デコボコントローラ!

ナマケモノな未来の「自分」に打ち勝つための備忘録。

knopsを使ってみた~ボリュームコントロール耳栓のレビュー~

knopsが入っている箱の写真

knops(ノップス)は、4段階のボリューム調整機能つき耳栓です。買って1週間ほど試してみたので、個人的な感想を書こうかなと思います。

knopsとは、カッコよくいうと「外界の音を4段階調整できるダイヤル型ボリュームコントローラー」で、平たく言うと「アナログの耳栓」です。丸い部分は回転する仕組み。回すごとに0db→10db→20db→30dbの遮音レベルを発揮します。

0dbにもできるので、いちいち耳栓を抜かなくてもダイヤルを回しさえすれば周りの音を自在に拾えるわけです。ちなみにknopsには3つ種類があり、ダイヤルがつるつるのオリジナルタイプ・細かいデコボコ模様が入ったローレット加工金メッキ加工から選べます。色はホワイトブラックの2種類です。

 

knopsの箱を開けたときのようす

箱を開けたらこんな感じで収まっています。

遮音性について

消音機能はどちらかというと低め。MAXの減音レベルはライブ用耳栓と近いかなと思いました。全体的な音量を下げるイメージです。
バスや電車の走行音を完璧に消してくれるわけではないので、ノイズキャンセリング機能に慣れていると「なんか違う」「全然音が聞こえる」と感じるかも。

遮音するというよりは、「音を楽しむための耳栓」といったほうが正確かもしれません。だからMAXにしても音はそこそこ聞こえます。そもそも30dbってそんなに大きい音ではありませんからね。

音を塞ぐわけではなく、あくまでも音質を落とさず耳を保護するための耳栓という感じです。

でもこのknopsを買ってから、バスに乗るときやスーパーに行くときには重宝しています。イヤーマフに比べると遮音性は劣るんですが、イヤーマフより目立たないしスタイリッシュなのが嬉しいです。

装着感について

軽い装着感が嬉しいですね。普通のBluetoothイヤホンみたいです。

knopsを手に持っているようす

シリコン製・ウレタン製のイヤーピースがついてるのでお好みで。でも遮音性が高いのははシリコンのほうかもしれません。あと、シリコン製のほうが見た目もかわいいです(どうせ耳にはめて見えなくなるんですが…)。

個人的に感じたknopsのメリット

メリット1.デザインがカッコいい

耳にはめたときのデザインがかっこいいですね。おしゃれなBluetoothイヤホンって感じです。買い物でスーパーにイヤーマフしていくと目立ちすぎるんですが、これなら「イヤホンしてるんだな」で済みます。

メリット2.軽くて長時間つけられる

長時間といってもさすがに限度はありますが、1〜2時間くらいならつけっぱなしでもいけるかなと思います。耳を締め付けないぶん、イヤーマフよりは長く持ちそうです。

個人的に感じたknopsのデメリット

デメリット1.回すのに慣れがいるかも

耳につけたまま回すのはなかなか大変です。慣れるまでは耳にはめたままダイヤルを回すのが煩わしいと感じてしまうかも。慣れれば大したことはありません。

デメリット2.睡眠用にはならない

形状的に、睡眠には向きません。寝返りを打つと耳に食い込んで痛いです。外の雑音を軽減するときや、映画館・ライブ会場などで真価を発揮するなと思いました。

まとめ:聴覚過敏の普段使いにいいかも

knopsをつけているとある程度の雑音はカットできますし、音が耳に刺さりにくくなるので、聴覚過敏の普段使いにはいいかもしれないなあと思いました。knopsをつけていないときに比べると、つけたほうが断然音が刺さりにくいです。雑音の巣窟・スーパーに行くと違いを実感できるかもしれません。

ただ、音でパニックになってしまう人にとっては「遮音性が足りないかな」と感じるレベルだと思ったので、そういう方はイヤーマフ+耳栓のほうが無難でしょう。

私は大きな音が苦手なので、映画館やライブを純粋に楽しめなかったんですが、これをつければそこそこ楽しめそうな気がします。それこそがknopsの本来の使い方という気もしますが、耳を保護するスタイリッシュな耳栓がほしい!という方にはピッタリです。